山室信一

(ヤマムロ・シンイチ)
山室 信一(やまむろ しんいち、1951年(昭和26年)8月23日 - )は、日本の歴史学者・政治学者。専門は近代日本政治史、近代法政思想連鎖史。京都大学人文科学研究所教授。 最初の著作『法制官僚の時代』で、「模範国」と「準拠理論」という概念を提示して近代日本における国民国家形成と学知の導入の密接な関連性を明らかにして以降、落語や講談などの大衆演芸と法政思想との関連にも光りを当てるなど従来の見解にとらわれない歴史像の展開を試みてきている。 その視点は満洲国を始めとする帝国と植民地とを「異法域結合」の統治空間として統合的に捉える「国民帝国」論の唱導へと広がり、そこでもまた「統治様式の遷移」・「統治人材の周流」、「統合化原理」・「差異化原理」の相反ベクトルなどの分析軸を提唱している。さらに、アジアという空間を思想課題としていかに捉えるかという問題意識の下に、「基軸」・「連鎖」・「投企」という作業仮説を設定して独自の空間学を創り出そうとしており、その体系化に向けて「空間形成」や「空間心性」を主題とした研究を進めている。 (Wikipediaから自動的に取得しているため、本人と異なる情報が表示される場合があります。)

山室信一の著書・訳書

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キメラ 満洲国の肖像 [増補版] (中公新書)



中央公論新社 2013-11-08
一九三二年三月、中国東北地方に忽然と出現し、わずか一三年五ヵ月後に姿を消した国家、満洲国。今日なおその影を色濃く残す満洲国とは何だったのか。在満蒙各民族の楽土を目指すユートピアか、国民なき兵営国家なの

「戦後80年」はあるのか――「本と新聞の大学」講義録 (集英社新書)



集英社 2016-10-21
日本の「戦後70年」とは平和の時代であった。しかし今日「戦後レジームからの脱却」へ歩を進める政権によって、かつてないほど不安で希望の見えない時代が迫りつつある。果たして私たちに「戦後80年」は到来する

日露戦争と韓国併合――19世紀末-1900年代 (岩波講座 東アジア近現代通史 第2巻)


和田 春樹 編集 /後藤 乾一 編集 /木畑 洋一 編集 /山室 信一 編集 /趙 景達 編集 /中野 聡 編集 /川島 真 編集 /
岩波書店


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